USB Multilink Universal

*ターゲットへのパワー供給機能を含み、USB Multilink Universal USBより更に高速なオールインワン開発インターフェースをお探しの方はMultilink Universal FXのセクションをご覧ください。

*生産用途にはCyclone PRO/MAX、またデバッグインターフェース(ご使用になられているプロセッサの種類により異なります)のセクションをご覧ください。

概要

USB Multilink Universalを使用することにより、通常のプロセッサ実行をBDMで停止させ、プロセッサをホストPCで制御することが出来ます。ユーザーは直接ターゲットの実行、レジスタファイルやメモリへの書き/読み込みプロセッサのコードデバッグ、内部または外部フラッシュメモリデバイスのプログラミングを行うことが可能です。
USB Multilink UniversalはP&E社のインサーキットデバッガやフラッシュプログラマと連動し、ターゲットプロセッサのデバッグとフラッシュプログラミングを行います。サポートされた多くのプロセッサに、P&E社はインターフェースライブラリをご用意しております。これはユーザがデバッグインターフェースと連動するWindows基盤のアプリケーション作成を可能にします。 IAR、Cosmic、Codesourcery、Keil、Atollic、CodeWarriorの全てのソフトウェアがP&E社のUSB Multilink Universalの使用をサポートしておりFreescale社のKinetis ARMデバイスと共に開発、デバッグを行います。
このインターフェースはUSB 2.0と互換性があり、さらにUSB 1.1ポートと後方互換性があります。

ホストPCかたMultilinkまでのUSBインターフェースが高速で容易なプログラミング、デバッグを可能にします。
USBインターフェースからのパワー供給
ターゲットボルテージ：1.6V-5.25V
ターゲット周波数：16Khz-50Mhz(HCS08,RS08,CFV1,S12Z,HCS12Xのみ)
HCS08、RS08、HC(S)12(X)、S12Z、ColdFire V1/+V1、ColdFire V2-4、Qorivva MPC55xx/56xx、Kinetis ARMファミリーとの互換性
JTAG/SWDプロトコルを含むKenetisサポート
USBケーブル、Type A　オスから　Type B オス, 6-ft付随
HCS08デバイス用自動周波検知とトリミング機能
HC(S)12(X)デバイス用自動周波検知機能
RS08用にRESETラインでプログラムボルテージを形成

USB Multilink UniversalはColdFire V2-4ターゲットと接続するリボンケーブルをグ組んでいますが、MCF5272/MCF5206(E)デバイスはコミュニケーションシグナルの同期用途に別売りのアダプタが必要になります。 (シグナルの同期はオンチップで行うことは出来ません。)

USB Multilink Universal　Flash書き込みツール（オプション）

USB Multilink Universal 開発キット（オプション）