POC-メテオ
ソーラー天気ステーション自律型
今回の実験では、POC-ハブワイヤレスとPOC-メテオに電源を供給するためUSBソーラー電池を使用しました。
ソーラーUSB充電器(A-Solar AM112)を使用。
給電機は2500mAhで、POC-ハブワイヤレスとPOC-メテオの方は合わせて140mAh使用するため
18時間は持つ計算になります。18時間では天気の観測に不十分ですね。ここでPOC-ハブワイヤレスの秘密が生きてきます。本製品はスリープモード(15μA)を保持し、時々起動する機能を持ち合わせているのです。これで、電源の問題は解決しました。
さて、今回の実験はPOC-ハブワイヤレスとPOC-メテオを接続し、箱に入れるだけです。
アウトラインスキーム
実際に作ってみると...
ただし、一点だけ注意点があります。それは、太陽光にさらされることで太陽電池が非常に暑くなり、センサーを一緒に置くと本来の温度より10度以上高く表示されてしまうことです。そこで私たちはPOC-メテオの本体とセンサー部分を分離しました。これで温度の問題も解決です。
POC-メテオのセンサー部分は本体とは別の小さなボックスに入れました。
どちらのボックスも今回はアクリルでできていますが、3mm合板を白く塗って作ることも可能です。ただ、一点だけ注意があります。湿度をためないよう、ボードを地面に対して垂直に取り付けることです。また、湿度から保護するため何らかの対策をするとボードが長く使えます。今回の実験ではあえてボードの耐性を調べるため、そのまま使用しています。(下図)
大きい方のボックス(POC-ハブワイヤレスとPOC-メテオ)
小さい方のボックス(センサーとフィルターキャップ)
POC-ハブワイヤレスはXivelyにデータを送るよう環境設定されています。
5分毎に起動に25秒後にスリープモードへ戻るよう設定しています。この時間は起動・Wi-Fi接続、データのポストまで行い、かつ消費電力を抑える最適な時間です。
5分毎にPOC-ハブワイヤレスは起動し、25秒間動きます。
完成!