Tracelink

  • 安価で高速な開発インターフェース。Freescale製KenerisやColdFire V2/V3/V4マイクロコンロローラのファイブトレースを最大128MBまでキャプチャ可能
  • ターゲットボードのデバッグヘッダーとリボンケーブルを通じて通信
  • Tracelinkケース内のスイッチを切り替えることでリボンケーブルがFreescale社の各プロセッサに適合/li>
  • MCUシリーズと連動するリボンケーブルはパッケージに付随、またKenetisのデバッグサポートは外部トレースキャプチャの他にJTAGとSWDプロトコルも含まれます。

概要

TracelinkはUBSまたはイーサネットを通じてホストWindowsPCに接続します。ラン、ステップ、ブレイクポイントなどの実行操作制御やレジスタファイル、メモリの読み書きもサポートしています。また外部/内部のフラッシュメモリデバイスへのサポートも含まれます。

Tracelink overview

Tracelinkの主な特徴はターゲットプロセッサから実時間処理のトレース情報をキャプチャ出来る能力であり、この機能は従来のステップ/ブレイクポイントなどの手法が実行不可能なデバッグアプリケーションに最適です。ほとんどのアプリケーションではシステム全体を停止させなければターゲットプロセッサを停止することが出来ないことや、通常のデバッグプロセスは頻発するソフトウェアバグに時間をとられてしまいます。しかしTraceilnkはこれらの制限を取り除き、開発や市場に出すまでに費やす時間を短縮。バグを発見、修復することに集中することが出来ます。