シミュレーション
emWinのPCシミュレーションでは、ネイティブ(通常はマイクロソフトの)コンパイラを使用して、Windows PC上でソースをコンパイルしてアプリケーションの実行可能ファイルを作成できます。そうすることで、次のことが可能できます。
- PC上でUIのデザイン(ハードウェアが必要ありません)
- UIプログラムのデバッグ
- チームでディスカッションするためのデモの作成
生成された実行可能プログラムは、電子メールで送信することができます。
シミュレータの使用
シミュレータの使用手順
Step1.Simulation.dswをダブルクリックしてVisualC++のワークスペースを開きます
Step2.アプリケーションをコンパイルして実行します
Step3.背景を変更する
Step4.必要あればアプリケーションのコードを修正
Step5.再コンパイルして修正結果を確認、必要に応じてStep4に戻りデバッグを続けます
コンパイルすると実行結果の出力画面を表示します。これによりデバッグの具合を確認することができます
デバイスのシミュレーションおよびその他の高度な機能
シミュレータは、通常LCDへの表示結果を確認するのに使用します。ハードキーシミュレーションではデバイスの一部をシュミレートできる、つまりキー操作をマウスなどで実際に行ってそれに対するプログラムの挙動を確認することができます。