コンテキストスイッチ時間

embOSは素早いコンテキストスイッチを実現するように設計されています。このページでは優先度の低いタスクから高いタスクへの切り替え時間を2つの手法で検証しています。ひとつはポートピンとオシロスコープを使ったもの、もうひとつは高解像度解析です。2つの検証で使用されたプログラムはembOSのSampleディレクトリにあります。セガーではこれらのプログラムをembOSのベンチマークとしており、お客様もこれらのサンプルプログラムをベンチマークの評価にご利用になれるのでぜひお使いください。

実際の動作速度はCPU、クロック周波数、メモリタイプなどあらゆる要因によります。下図に結果を示します。

対象OS バージョンメモリタイプCPU モード時間(us)
ATMEL AT91SAM7S256 3.50b Flash Thumb 7.562
ATMEL AT91SAM7S256 3.50b Flash ARM 7.875
ATMEL AT91SAM7S256 3.50b RAM ARM 5.896
ATMEL AT91SAM7S256 3.50b RAM Thumb 6.187

検証で用いられたシステムのスペック

  • CPU:ATMEL AT91SAM7S256@48MHz
  • プログラム:IAR Embedded ワークベンチ ver4.40A
  • 処理モード:ThumbまたはARM

 


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